Brain(ブレイン)とは、2020年1月に公開された新しい知識共有プラットフォームです。
Brain内の記事コンテンツ制作者だけでなく、紹介者が報酬を受けられる仕組み(かんたんに言うとアフィリエイト)が組まれていることで話題になっていました。
しかし、いざBrainが公開された現在、こんな声を聞くようになっています。
- 「Brainをながめてたら、お金儲けの記事ばかりでいやだ」
- 「なんだかねずみ講みたい」
この記事では、Brainの現状と間違った使い方がいったいどれほど損なのかをまとめました。

Brainで稼ごう、Brainがいやだ、いろいろな考えの人にぜひ読んでもらいたいです。
Brain(ブレイン)知識共有プラットフォームとは

Brainスクリーンショット
Brain(brain-market)は、知識共有プラットフォームです。さまざまな役立つ知識をみんなで共有できるようにするために作られている新しいプラットフォームと言われています。
アフィリエイト機能がある、というのが大きな特徴です。これにより多くの人に有益な情報が拡散されやすくなりました。
さて、Brainの事業者について整理しましょう。
事業者名 | 株式会社スキルハックス |
住所 | 滋賀県草津市矢倉1丁目3-55-15 コラールJ1 104号室 |
連絡先 | support@brain-market.com |
電話番号 | 080-7126-4845 |
Brainを制作した株式会社スキルハックスの代表取締役は、迫 佑樹さん(https://twitter.com/yuki_99_s?s=20)です。
ブログ/ プログラミング/ アフィリエイト界隈ではとっても有名な方で、Twitterをしておられます。2020年1月時点でフォロワー65,000人をかかえるインフルエンサーのおひとりです。

もちろん、わたしも知っているよ。
Brain(ブレイン)がねずみ講っぽくなった3つの理由

Brainをねずみ講っぽく使う人
さて、Brainの現状をお話ししますと、ほんとうに悲しい状態になっています。
- 「お金儲けの記事ばかり」
- 「大人向けの記事がいや」
- 「〇〇さんのBrain買ってみたがうっとうしい!」
本当かと思う人のためにスクショをあげたいのですが、アンチコメントが届いても困るので、気になる人はBrain(ブレイン)のサイトURLを貼っていますので、見てください。

今後改善されていくかもしれないけど、2020年1月時点の公開当初はほんとうに悲しくなる内容だったよ。
じゃあ、どうしてBrainがねずみ講っぽくなったのかをお話しします。

これはわたしなりの見解だよ。
Brainがねずみ講っぽくなった理由① アフィリエイトがあるから
Brainにアフィリエイト機能があるからでしょう。
Brainのアフィリエイト機能により、記事コンテンツを購入した人が「ほんとうによかった」と思える記事を紹介することで、より有益な情報がひろがりやすくなります。
しかし、これを正しく使うのではなくねずみ講っぽく使う人がいるんです。

Brainのアフィリエイト機能が、ねずみ講っぽく使われるなんて、悲しいよね。
Brainがねずみ講っぽくなった理由② レビュー&スコア機能
Brainには、レビューとスコア機能があるからです。
もちろん、レビュー機能もスコア機能も、読者が記事が有かどうかを判断する指標の1つになります。
悪いものではありません。
Brainも、正しいレビューの基準をTwitterで公表しました。
【レビュー基準について】
現在、Brainの各コンテンツのレビューが高すぎて、結局どのコンテンツが良いのか判別がつかない状況ができております。星5→2倍の値段払いたいくらい満足
星4→期待以上のクオリティ
星3→値段通りかな
星2→ちょっと物足りない
星1→不満を目安にお願いします。
— Brain公式アカウント (@BrainMarketCom) February 1, 2020
しかし、高額なアフィリエイト機能とレビュー・スコア機能が一緒になると、レビュー・スコアの公平性が著しく低下します。

報酬を考えると、高評価をつけたくなるものだもんね。
Brainにスコア機能があるから安心と言われます。
ただアフィリエイトができる以上、悪いスコアは付けないです。
紹介者が利益を得る側になる以上、完全なる第三者になるのは無理なんです。
ブログに役立ちそうと買う前にレビュー・スコア機能だけで判断しないよう注意してー!#brain#ブログ初心者— ひーちゃん@認定ランサー (@hichanblogger) January 31, 2020
Brainはレビュー機能があるから信頼性が高い、と言う人がいます。
しかし、記事を売りたいがためにBrain内の記事を買う人は、悪いレビューしません。売れにくくなるから。
正直なレビューが生まれにくいんですよね。
むしろ有料noteのコメントのほうが信頼性は高いです。#brain#note#ブログ初心者— ひーちゃん@認定ランサー (@hichanblogger) January 31, 2020
Brainがねずみ講っぽくなった理由③ 2019年までに有料noteが流行ったから
2019年までに有料noteがかなり流行ったから、というのも1つの理由でしょう。

わたしも1冊だけ買ったことがあるよ。
2019年までに、この有料noteを使って稼いでいる人がTwitterの中でも散見されました。もちろん、有料noteを使って稼ぐのはけっして悪くありません。中には、「情報商材だ」という人もいましたが、価値あるコンテンツはレビューを見れば見分けられます。
有料noteのプラットフォームができるまでは、個人の記事をかんたんに販売する仕組みがありませんでした。しかし有料noteのおかげで、記事販売のハードルは一気に下がります。
そのため、有料note参入者がどんどん増えました。
結果として、Brainも有料での記事コンテンツを販売するサービスとして、多くの人に認知されやすかったはずです。

- アフィリエイト機能
- 有料noteの流行
この2つの理由でおそらく、Brainも公開当社からバズってるし、ねずみ講っぽく使う人もいたんだと思うよ。
Brain(ブレイン)でマルチで稼ぐ3つのデメリット

Brainをねずみ講っぽく使うデメリット
Brainをねずみ講っぽくする人たちがいますけど、そうすることのデメリットを話します。
- 紹介する本人は信頼を失うかも
- 制作者まで信頼を失うかも
- Brain(ブレイン)まで信頼を失うかも

かも、と付けたとおり絶対とは言わないけど、9割ほどそう言えるはず。
① 紹介する本人は信頼を失う可能性
ねずみ講っぽくすると、紹介する本人は信頼を失います。
Brain (ブレイン)が話題です。手っ取り早く稼ぎたいからと、他人の有料記事コンテンツをBrain内で紹介するのはおすすめしません。
ましてやそれをTwitterに投稿しちゃダメです。「マルチ商法だ」って思われるとフォロワー減ります。
信頼の切り売りは後から傷みますよ。注意!#ブログ初心者#brain— ひーちゃん@認定ランサー (@hichanblogger) January 31, 2020
「ねずみ講」だと思い、避けられるのが落ち目です。Brainで使っている名前とTwitter/Instgram/ブログなどで使っている名前が同じ、あるいはアイコンが同じだとすればフォロワーや固定読者が離れるかもしれません。

少なくとも、わたしは警戒心を持ち、距離をおくね。
他人の有料記事コンテンツをおなじサービス内で紹介して利益を得るなんて、どう考えても変です。

その有料情報まで2回お金払うんだから変だよ。
Brainをねずみ講っぽく使うと信頼をなくすのは、もう目に見えてます。
② 制作者まで信頼を失う可能性
Brainをねずみ講っぽく使うのは、記事コンテンツを作った制作者も信頼を失うかもしれません。
Brainでねずみ講やマルチ商法みたいな事してると、信頼なくしますよね。
自分だけならまだしも、ほかのBrainのコンテンツ製作者にも悪いイメージを与えます。関係ないのに「この人も情弱を騙す人間か」と言う感じに。
誰の得にもならないんで、稼ぎたいとしてもやめましょう。#brain#ブログで稼ぐ— ひーちゃん@認定ランサー (@hichanblogger) January 31, 2020
「ねずみ講のおおもとは、この人か」と勘違いされるからです。
たとえ、その記事が有益な情報を提供しても、いったんねずみ講っぽい使われ方をすると、評判が落ちます。

せっかくのきれいな絵をきたない封筒に包んで送ったら、その絵の本当の価値を感じにくくなるのと同じだよ。
記事の紹介の仕方1つで、本当に有益な情報やその製作者まで信頼を失うかもしれないのです。
デメリットはひろがります。
③ Brain(ブレイン)まで信頼を失う可能性
そして、Brainそのものが信頼を失うかもしれません。
「うわぁ、Brainはマルチや情報商材ばっかりできらい」なんて思う人も出てくるでしょう。
せっかく有益な情報を提供するためのプラットフォームなのに、使う人がいなくなるとしたら、これは悲しいです。
Brainというプラットフォームを運営している株式会社スキルハックスの方々にも影響を与えかねません。
Brainをねずみ講っぽく使うなら、紹介者にも製作者にも事業者にもデメリットがあるんです。

だから、間違った使い方はやめようね。
Brain(ブレイン)の正しい使い方

Brainの当り前な使い方
Brainは正しく使ってほしいものです。

健全な使い方って、なんだろうね。
- 有益な記事だと思えば、紹介しよう
- Brain(ブレイン)の中ではなく無料プラットフォームで紹介しよう
有益な記事だと思えば、紹介しよう
Brainのなかに有益な記事が見つかれば、紹介しましょう。
アフィリエイト機能を持たせたBrainの仕組みは、やはり紹介することに意味があるので、有益な記事は紹介してください。
ただし、それをBrainの中で紹介するのではなく、違うプラットフォームで紹介するのが賢明です。
たとえば、自分のブログやTwitterや無料noteのなかで紹介できるでしょう。

Brainのコンテンツを有料noteで紹介するときも、使い方を間違えると、プラットフォームを変えたところです意味はないよ。
Brain(ブレイン)に有益な情報を投稿しよう
Brainは知識共有プラットフォームなので、だれかにとって役立つ情報なら投稿しましょう。
そうすればBrainも盛り上がります。

Brainに貢献できるね。
Brainを有料noteと同じ感覚でつかう、これでいいと思います。
アフィリエイト機能があるからと、特別な(変に商売チックな)使い方をせず、有料で有益記事を提供すればいいだけです。
まとめ:Brain(ブレイン)アフィリエイトをマルチ商法的に使わないで
Brainの公開当初に起きたかなしい出来事を振り返りました。
マルチ商法やねずみ講っぽく使うのではなく、むしろBrainというプラットフォームが望んでいる方法で使うようにしましょう。
【今後のBrainについて】
現状、システムを安定させることが最優先ですが、今後は・全コンテンツの精査ができる仕組み構築
・低品質なコンテンツの排除に全力をかけてやっていきます。
運営としてはBrain自体がクリーンな場所となるように動いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
— Brain公式アカウント (@BrainMarketCom) January 31, 2020
Brainも正しい使い方ができるよう動き始めているようです。利用者も有益な使い方をしましょう。
- 有益な記事を紹介しましょう
- 有益な記事を投稿しましょう
自分の信頼、制作者の信頼、事業者の信頼を失うことが内容にBrainを利用したいものですし、みんながそうやって使うときがくればいいですね。

わたしはBrainに登録だけしたよ。