webライターとして記事を書くようになったものの、どうしてもリサーチに時間がかかってしまうと悩んでいませんか?
いろんなツールを使えば早くなりそうですが、実はそんなことはありません。
というのも正しい順番でリサーチをしないと時間は減らせないからです。
ただ、この効果的なリサーチの流れはあまり知られていないんですよね。

現役webライターが実践するリサーチの流れを紹介
リサーチはwebライティングでもっとも重要な工程だから
リサーチは質の高いwebライティングにする上でもっとも重要です。
webライターはリサーチ時間を惜しむべきではありません。
なぜなら、リサーチ時間をかければ情報をしっかり集めることができ質の高い記事になりやすいからです。

もちろん時間をかけても低品質になることはあるよ
またリサーチ時間をかければ、結果的に記事執筆にかかる時間を短くできることが多いです。
記事の内容も構成も根拠もそろっているので、スムーズに入力できるようになります。
修正にかける時間が少なくなり、短い時間で質の高い記事が完成するんです。
リサーチはwebライティングの質を高め、短時間で終わらせるうえでかかせない工程。
webライターはリサーチのコツや流れを知ることで、かなり執筆が楽になります。
webライティングのリサーチの流れ
webライティングをするときは次の流れでリサーチしてください。

リサーチの順番が大事!
- STEP.1キーワードの全体像をリサーチ
- Google検索でリサーチ
- YouTube動画でリサーチ
- STEP.2だれに書くのかリサーチ
- リード文
- アイキャッチ画像
- 見出し
- STEP.3何を書くのかリサーチ
- 上位表示の記事を調査
- TwitterやYahoo!知恵袋を調査
- STEP.4根拠をリサーチ
- 公式サイト
- 関係省庁・内閣府
- STEP.5リサーチ内容をライティング
リサーチ内容を組んでライティングしよう
キーワードの全体像をリサーチ
webライティングのときにはキーワードの全体像をリサーチしてください。
全体像をつかむようにします。
全体像のイメージがつかめないと、その後のリサーチした情報がきちんと整理できないからです。
タンスがないのに服を持ってきては部屋が散らかります。
全体像がないのに情報だけ集めてもまとめることはできません。

次の2つの方法でリサーチしよう
まずはGoogle検索でリサーチしましょう。
いつもどおりの感じでかまいません。
上位3記事ほどをさーっと読みましょう。

ふーん、とつかめるくらいでOK
次に、そのキーワードをYouTubeでリサーチしてください。
特にはじめてのジャンルはYouTubeで学習するのが効果的です。
読むより見るほうがやっぱり理解しやすいと思います。

これも、ふーんと感じたらOK
ただし、Google検索もYouTube検索も意見の強い内容より中立的な記事、または異なる視点をもつ複数の記事を読みましょう。
全体像をつかむリサーチから傾いていると、その後のリサーチも同じ方向の情報ばかりを集めてしまうからです。
だれに書くのかリサーチ
全体像をつかめたら、だれに書くのかをリサーチしてください。
検索読者をリサーチすることです。
だれに書くのかを決めないとリサーチ内容が無駄に広くなるからです。
「脱毛」の記事を書くのに、男性向けと女性向けの情報をすべて調査していたら時間が足りません。
結婚が控えた20代女性向けという風に検索読者をしぼるとリサーチ情報は減ります。
また、検索読者をしぼってからリサーチすることでダイレクトに響く記事に仕上げやすくなるんですよね。

検索読者はこんな風に調べられるよ
リード文には検索読者が含まれることが多いです。
「あなた」とか「みなさん」、「〇〇な人」という言葉の前後を読むと検索読者を判断しやすくなります。
アイキャッチ画像も検索読者を知るのに有効です。
だれが映っているのかを見てください。
検索読者と同じ世代か、検索読者に人気の人や好まれそうな人が画像に含まれているかもしれません。
また記事のまとめとなる見出しの前に表示されている画像も注目しましょう。
記事のまとめ部分はたいてい何かの行動をうながします。
まとめ部分で使われる画像に含まれる人物は行動してほしい検索読者に置き換えてイメージさせることがあるんですよね。
もちろん見出しにも検索読者が含まれることが多いので忘れずにチェックしましょう。

3つに注目すれば、なんとなく検索読者をつかめるよ
何を書くのかリサーチ
だれに書くのかをしぼったら、何を書くのかリサーチしてください。
検索読者が必要とする情報を調査します。
読者の悩みへの答え・解決策・対処法を調べることで、情報に価値が生まれるからです。
「薄毛」を改善したい若い男性に「薄毛でもカッコよく見える方法」なんて情報はいりませんよね。
むしろ、薄毛の改善が期待できる具体的な手段・方法を書くべきです。
ポイントは検索読者の悩みをズレなくつかむこと。
ただ関連しているだけで情報を載せていると記事が薄くなりますよ。
悩みというボールをファールゾーンに打っているくらいもったいないです。
きちんとフェアゾーンに打ち返すことではじめてヒットになります。

悩みをつかむには2つの方法を使うよ
上位表示された記事が何を答えているのか注目してください。
とくにリストや表・グラフなど、手間暇かけて伝えようとしている情報をリサーチしましょう。

悩みにしっかり答えている箇所だからね
TwitterやYahoo!知恵袋を調査するのも効果的です。
リアルな声を聞くことで、体験した人しか分からない悩みを知れます。
情報と根拠をリサーチ
何を書くのかきまったら、いよいよ情報と根拠をリサーチしてください。
つまり、実際に記事に含める内容を調べます。
根拠付きの情報によって読者に信頼してもらいやすくなるからです。
証拠品がまったく出てこない起訴内容を信頼することがあるでしょうか。
憶測だけの訴えでは疑いをぬぐえません。
情報と根拠をセットにしたライティングにしてこそ記事を役立ててもらえます。

情報と根拠は次のサイトから集めよう
何かの商品やサービスは公式サイトがもっとも正確に情報を伝えてくれます。
設計者・企画者がいるからです。
それ以外のサイトはあくまでも第三者にすぎません。
また、関係省庁・内閣府のデータは国が調べたものなので一般に信頼性が高いと判断されます。
まとめ:webライターはリサーチのコツをつかんでライティングにとりかかろう

いろいろなツール
webライターはリサーチのコツをつかんでライティングしましょう。
今回の実践テクニックを使ってみると、より短時間でより質の高い記事が書けるようになります。
ライティングの流れを覚えましょう。
- STEP.1キーワードの全体像をリサーチ
キーワードを含むジャンルの全体的な知識をつかむ
- Google検索でリサーチ
- YouTube動画でリサーチ
- STEP.2だれに書くのかリサーチ
上位表示された記事を見て検索読者をリサーチ
- リード文
- アイキャッチ画像
- 見出し
- STEP.3何を書くのかリサーチ
読者の知りたい悩みをリサーチ
- 上位表示の記事を調査
- TwitterやYahoo!知恵袋を調査
- STEP.4根拠をリサーチ
情報と根拠をリサーチ
- 公式サイト
- 関係省庁・内閣府
- STEP.5リサーチ内容をライティング
リサーチ内容を組んでライティングしよう
リサーチのコツをつかめたwebライターは、さらに成長するためにブログをはじめるのが効果的です。
ライティング経験を積んでいけば成長が早くなります。
ちなみに、ブログをするならWordPressがいいですよ。
ライティング案件でWordPressの利用経験が条件になっていることが多いので。
WordPressに欠かせないレンタルサーバーを探している人は、下の記事から探せます。