ブログ記事を開いて、最初に目に留まるのがタイトルとリード文です。

リード文が面白いと読みすすめたくなるよね。
記事を最後まで読んでもらえると、ブログ滞在時間が長くなり、SEOに有利になると言われることさえあります。
それだけにリード文は大切なのですが、
- 『リード文に何を書けばいいか分からない』
- 『コツでもあればいいのに』
と思ったことはありませんか?

現役webライターのわたしが実践している方法を紹介!
紹介する3つのコツを実践すれば、だれでもブログ滞在時間がぐっと増やせるはずです。
本気でwebライターになりたいなら、下の記事も読んでくださいね。
リード文とは案内文であり要約・紹介じゃない

パソコンにテキスト入力
リード文とは、案内文のことです。
なぜなら、英語のリードとは”案内”という意味だからです。

まとめるだけの”要約”でも、単なる”紹介”でもないんだ。
リード文とは、記事全体に目を通してもらう、という目的達成まで案内する文章です。

案内するかのようなリード文を作るコツがあります。
リード文の書き方-3つのコツ
読者に記事を読んでもらうためのリード文にするコツは、
- 悩み・問題の現実に触れる
- 欲求・願望の理想をクリアに見せる
- 解消・解決の方法を提案する
の3つです。

実践方法を見ていこう!
①悩み・問題の現実に触れたリード文

スマートフォンでテキスト入力
心を動かすリード文にするには、悩み・問題の現実に触れてください。
なぜなら、人がインターネットで検索するのは、悩み・問題を抱えているからです。

リード文で『この記事は私の悩みについて書いてる!』と思ってもらうんだ。
悩み・問題に触れることで、興味が生まれ、記事をすぐに離脱することを防げます。

悩み・問題に触れるフレーズを紹介しよう!
悩み・問題に触れるフレーズ
悩み・問題に触れるフレーズを使いましょう。紹介する下のフレーズを使ってみてください。
- 『~と悩んだことがありませんか?』
- 『~という問題を抱えていませんか?』
上のようにストレートに悩み・問題に触れると、抱えている悩みや問題が非常に明確になります。

読者にダイレクトに届くよね。
プライベートな内容や敏感になりがちな話題の場合、もっと優しく、悩みや問題に気付かせるフレーズを使えるでしょう。
- 『~と悩む人もいます。あなたもそうかもしれません。』
- 『~という問題を抱える人もいるようです。』
「こういう人もいます」ということで、相手の問題や悩みを指摘せずに、はっきりさせられます。

さっきよりも、やんわり伝えられるよね。
②欲求・願望の理想をクリアに見せたリード文
心を動かすリード文にするため、欲求・願望の理想をクリアに見せましょう。

『この記事を読めば、わたし変われそう!』と思ってもらおう。理想をちゃんと言葉でイメージさせてあげるんだ。
なぜなら、人がインターネットを検索するのは、欲求・願望があるからです。

いつだって人は欲求や願望をかなえたいものなんだよ。
欲求・願望に触れるフレーズ
欲求や願望などの理想や未来に触れるため、下のフレーズを使いましょう。
- 『もっと、~だったらいいのにと思いませんか?』
- 『本当は、~したいですよね。』
未来に触れるとき、大事なのはその欲求・願望をよりクリアにより美しく見せることです。

大ヒット作連発のディズニー、そのプリンセスはいつも女性の理想を思い描いてる、と言われるよね。
先ほどのフレーズを使いつつ、よりクリアに見せましょう。

過程や変化も含めるのがいいよ。
- 『もっと、~だったら、~ができるのにと思いませんか?』
- 『本当は、~したいと思うのは、そうすれば~なるからですよね。』
欲求・願望をクリアに見せることで、読む人は文章に引き込まれます。

文章を読んで、ストーリーが思い描けるのが理想的かな。
③解消・解決の方法を提案したリード文
心を動かすリード文にするため、解消・解決の方法を提案しましょう。
なぜなら、検索ユーザーは、悩み・問題また欲求・願望が解消・解決されることを願っているからです。

ネット検索する人たちは『へぇ~、そうなんだ』と思いたいから調べてるんじゃなく、『こうしたら良かったんだ!』というのを知りたいんだよね。
解消・解決の方法を示したフレーズ
解消・解決の方法を示したフレーズを下に示しました。
- 『~という方法で解消できます。』
- 『解決するには、~することです。』
これらのフレーズを使えば、解消・解決する方法が明確になるので、記事を読みたいという気持ちになります。

方法もきちんと含めないとだめなんだ。北海道から東京へ行きたい人の中には、新幹線・高速バス・飛行機を使いたい人がいて、先に交通手段を書いていないと、『この記事に使いたい交通手段が書いているか分からない』となって離脱してしまうよ。だから必ず方法は書こうね。
【心を動かすリード文の書き方】3つのコツを考えました。
- 悩み・問題の現実に触れる
- 欲求・願望の理想をクリアに見せる
- 解消・解決の方法を提案する

悩み⇒欲求⇒解消、もしくは現実⇒理想⇒方法の順番でリード文を作ればいいよ。
では、この3つの書き方のコツを意識したリード文の具体例を見てみましょう。
リード文の書き方3つのコツを実践した具体例

具体例は、この記事そのものリード文だよ。
理想のリード文の書き方の3つのコツが含まれているはずです。
- リード文に何を書けばいいか分からない、と悩んだことはありませんか?
- もっと良いリード文が書けるようになって、ブログを最後まで読んでもらいたいですよね。
- 心を動かす3つのステップを意識すれば、ブログを最後まで読んでもらえるリード文が書けるようになります。
もちろん、記事の書きはじめや、本文に入るまでに、ほかの要素を付け加えることもできますが、初心者のうちは、太字になったフレーズを使うことを意識するだけで十分でしょう。

ここに書いた具体例を真似していけば、自然に読んでもらいやすいリード文が作れるよ。
参考にして、あとは自分で工夫していきましょう。もっと工夫を凝らしていけば、より心を動かすリード文が完成していくはずです。

補足として、リード文が数年前よりも重要になってきている話をするよ。
リード文が今の時代に重要な3つの理由
今、リード文が重要になっている理由は3つあります。
- リード文の良し悪しが完読を左右するから
- 情報にあふれ、時間に追われているから
- スマートフォンで見ているから

ぞれぞれの理由をしっかり理解しよう。
①リード文の書き方次第で記事の完読が左右されるから
リード文が重要なのは、リード文の良し悪しが完読を左右するからです。

これは最初に話したことと一緒だよ。
もしリード文の完成度が低いとすれば、どうでしょうか。
『読みたい!』や『読むべきだ!』という気持ちがリード文の時点で生まれなければ、その後の記事は読んでもらえません。
もちろん、リード文が良くても記事全体の質が低ければ完読してもらえません。下の記事は、質の高い記事にするための、正しいリサーチ方法を紹介していますので、どうぞ読んでください。
ですから、記事のすべてを読んでもらい、完読してもらうにはリード文が重要なのです。
②情報にあふれ、時間に追われている人はリード文で判断するから

忙しく歩く人々
リード文が重要なのは、現代社会が情報にあふれており、人々は時間に追われているからです。

たくさんの情報がある、そして時間がないとなると、何を読むかは無意識のうちに選ばれるよね。
取り入れられる情報の量には限界があるわけですから、当然”拾われて”読まれる記事もあれば、”手に取るも捨てられて”読まれない記事もあるのです。

はじめに目につくリード文はどうしても読むか読まないかを判断されやすい場所だよね。
だからこそ、記事を完読してもらうためにリード文が重要になってくるのです。
③スマートフォンでブログを見ているから

スマートフォンでテキスト入力をする男性
リード文が重要なのは、多くの人が記事をスマートフォンで見ているからです。
スマートフォンで見る場合、パソコンよりも1度に表示される文字の量が少なくなります。

短い文字数でグッと心をつかむ文章じゃないと、スクロールされるよね。
それで、少ない文章で記事を『読みたい!』『読むべき!』と思ってもらわなければなりません。
最適な文字数について、くわしくは下の記事をお読みください。
ここまでで、今リード文が重要になっている3つの理由を考えました。
- リード文の良し悪しが完読を左右するから
- 情報にあふれ、時間に追われているから
- スマートフォンで見ているから

リード文は本当に大切なんだ。
まとめ:リード文は3つのコツを実践して書こう!

根拠となるデータを話し合う
リード文はブログの滞在時間やSEOにまで影響を与えるほど重要です。

リード文が良ければ、記事を最後まで読んでもらいやすくなる。
ですから、リード文をおろそかにしてはなりません。
これまでにリード文に修正が必要であれば、読んできた3つのコツをすぐに実践していきましょう。